文明の発達と共にライフスタイルが変化し,体を動かす(運動・スポーツ)機会の喪失が生活習慣病となって我々に襲いかかっている.また高齢化現象に付随して起きる活動性の低下は廃用性機能低下を助長し,人生の質を低減させることにつながる.このような現状の中で,運動・スポーツに伴う身体の変化や適応現象を生理学的に理解することは,運動の重要性を再認識ことになり,生涯を通した健康維持・増進活動の実践に大いに役立つものである.本授業では幅広い教養の一つとして,運動・スポーツによる身体機能の急性変化と,トレーニングによる慢性適応のメカニズムに関して理解する.