流体力学は『流れ』を流体点の運動として物理的に扱い、流れの諸問題を理論的に扱う学問である。本講義では流体の力学に関連して、流れの解析的・数学的な扱いを修得することを目指す。流体運動の基礎方程式であるナビエ・ストークス方程式を出発点として、レイノルズ数極限解を誘導し、境界層や層流・乱流の概念を解説する。さらに乱流の統計法則・相似則・輸送特性並びに、乱流運動の本質である組織構造特性を説明する。そしてこれら基礎知見を基に工学的に重要な乱流モデリングへの反映及びその活用法を解説する。