本授業では、諸外国や日本の他の自治体における教育政策の現状と実践上の課題について、比較研究の理論と手法を用いながら検討する。

 まず、受講生は、教育政策の歴史と現状を理解した上で、先駆的な教育政策の目的、基本的な考え方や枠組み、それに基づく実践事例について比較の理論と手法を用いながら現状分析する。次に、先駆的な教育政策や事例に関わる実践上の成果と課題を探究する過程を通じて、現実の学校で生じている教育課題や問題点を把握し、それを乗り越える方法を検討することによって、教育政策についての深い理解と実践的指導力の向上を目指す。その際、学校管理職や海外の事例に詳しいゲスト等を招いて生の声を聞く機会を設けることとする。

 最終的に、現職教員学生は、政策ないしは具体的施策の立案か、勤務する地域の実態や勤務校における実践事例と照らし合わせながら、より改善されたプログラムを開発することを目指す。ストレートマスターは、興味関心のある政策課題について、日本の他の自治体や諸外国の先駆的取り組みと比較しながら現状分析し考察を深める。