微生物は発酵食品や医薬品などの生産において産業上重要な役割を果たしている。本講義では、有用微生物である放線菌を例にして、有用微生物の探索方法、微生物の形態や化学的な特徴、及びゲノムおよび遺伝子レベルの特徴づけなどから分類学の専門的な技術や知識を学ぶことを目的とする。また、実例を通して研究者・技術者が直面するであろう課題を討論し、微生物の同定に関する課題を自ら見つけ出し、その解決手法を提案する事ができるようにする。さらに、命名規約や寄託、保存方法などを理解することで微生物を管理・運用する能力を身に付けるようにする。