ファージディスプレイ法を始めとする分子進化工学的手法は、核酸医薬品や抗体医薬品の開発などの創薬の分野へに既に応用されているバイオテクノロジーであるが、医薬品化合物の開発に必要な人工(生体)分子ライブラリーの調製および超高速ハイスループットスクリーニング技術には、まだ多くの解決すべき課題が残されている。本講義では、分子進化工学の基礎を理解し、ペプチド医薬品を始めとする中分子医薬品化合物を創製するための新規バイオテクノロジーを開発することを目的として、人工(生体)分子ライブラリーの調製、及び、医薬品化合物を始めとする機能性人工分子の超高速ハイスループットスクリーニング等における技術的課題についての考察を深めることによって先進的な知見を学び、それを創造的に応用して創薬技術を革新していく力を涵養する。