脊椎動物の形態形成過程を理解することは、医学におけるヒトの発生過程を理解し考察するために必要不可欠である。本講義では、我々脊椎動物の形作りのプロセスを、ゼブラフィッシュなどのモデル生物とマウスやヒトなどの哺乳類の発生過程を比較する。受講者が脊椎動物の発生機構の共通性に関して説明できるようになることを目指す。さらに、順遺伝学的及び逆遺伝学的解析から樹立された器官形成に不全を伴うモデル生物の機能解析から明らかとなった形態形成の分子メカニズムを紹介することで、受講者がヒト遺伝子疾患に対するの病態に対して科学的思考や論理的思考を身に付けることができることを目標とする。