本授業は集中講義形式で行われ、大きく以下のふたつの内容で構成される。
 前半では、リスクマネジメントについて、実務に直結する実践的な知識を習得することを目標としている。リスク管理、危機管理、事業継続計画(BCP)に関する用語の定義からマネジメント手法まで、リスクマネジメントの基本的な考え方を解説する。また、実際に危機が発生した場合の対処法についても学習する。講義では解説だけでなく、教員と学生によるディスカッション、ならびに模擬記者会見を行うことによって、リスクマネジメントの基本を身につけられるよう工夫している。
 後半では、化学物質の環境リスクにについて、毒性評価方法、環境中濃度の推定、リスク判定の考え方を学ぶ。また、リスクの大きい化学物質の管理手法について触れるとともに、化学物質を扱う事業所等と一般市民との間でのリスクコミュニケーションのあり方について学ぶ。