今日、「宗教」と聞くと、「怪しい」「怖い」「自分には関係ない」といったネガティブな反応がみられ、日本では「一神教」(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム)に対してそれが顕著である。本授業では、宗教学、すなわち宗教についての学問的なアプローチを導入として、一神教世界についてさまざまな視点から概説していく。具体的には、1.宗教学の考え方、2.三つの一神教の歴史、3.現代社会における一神教世界の諸問題、という三つの主題で構成される。宗教の知識を得るだけでなく、いま宗教を「学ぶ」ことの意義がどこにあるのかについて、受講者ひとりひとりが答えを見つけることをめざしていく。