本講義では、5世紀から奈良時代までの通史を概観しながら、日本列島で暮らした人びとの「文化」形成について考える。日本の古代社会は、朝鮮半島や中国大陸との関わりを通じて、国家形成を行ってきた。日本をとりまく国際環境が変化する中、周辺国との歴史的な関係を理解するきっかけとしてほしい。そして、中学・高校の「教科書」による理解ではなく、資料・史料に基づいた歴史的視点の習得を目指している。
さらに、今年度も、山梨の遺跡や古代甲斐国にかかわる史料を紹介しながら、「文化の地域性」について考える。人間生活の積み重ねが文化を形成していくことに気づき、そこから他文化への興味をもつきっかけとなることを目指したい。
※ COC地域志向型共通教育科目対象科目及びCOC+地域教養科目対象科目となる。