本特論の名称となっている生物利用工学とは、微生物やウイルスから植物、ヒトを含む動物に至るまで全ての生物個体あるいはそれら生物の集合体(共生体や生物群)を対象として、対象生物が有する機能や個体間の相互作用を活用して人類の存続・発展に貢献する技術を生み出す基礎となる学問であると定義する。
本特論では、生命を尊重しつつ、様々な生物機能を知り、それらを活用していく術について考える。