この授業で試みようとしているのは、ラテンアメリカ(中南米)の視点から見た「世界」について考えてみる、ということです。1492年のコロンブスの新大陸「発見」にはじまる、現在のラテンアメリカ諸国と「旧世界」との関わりは、世界史に大きな影響を及ぼし、また現在においても資源産出地域として、今後の発展が見込める地域(言い換えると拡大しつつある市場)として、音楽や文学さまざまな文化の発信地として、さらには移民送出地域として、重要な役割を担っています。この授業では映画などの映像資料を中心に、音楽や写真、文学作品なども使いながら、ラテンアメリカの社会や文化を紹介し、またラテンアメリカから見た「世界」というものを考えることで、皆さんの視野を広げ、また芸術・文化と社会の関わりを認識して頂きたいと思います。